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落合が分担担当している実習講義「社会デザインの思考と技法2~フィールドでの技術~」で,宮城県名取市を学生引率で訪問しました。学生は名取市の中心市街地である増田地区の再生の提案を最終目標として,12月と1月の2回訪問を予定しています。今回は1回目の12月5~7日の2泊3日での滞在でした。
一日目は,午前10時に名取駅に集合し,閖上公民館にて市役所ご担当の方々より名取市全体および増田地区の概要のレクチャーを受け,午後は閖上にある震災復興伝承館,名取トレイルセンターにてご説明をいただき,そのあとは増田地区の増田の商店街,防災公園,鶴見屋商店の蔵,増田公民館,駅西側のサッポロビール工場の跡地などをフィールドワークしました。
二日目は,午前・午後とも4つの班それぞれ課題を持ち,市内をフィールドワークしました。ある班は自転車を借りて市内を巡り,ある班は駅前や図書館,公民館などで市民の方々にインタビュー調査をし,ある班は屋敷林である「いぐね」の聞き取り調査をし,などそれぞれの班が活発な調査をしました。
最終日の午前中は,各班が調査結果をとりまとめプレゼンテーションを行いました。市役所のご担当のみなさまにご覧いただき,質問やコメントをいただきました。
学生たちは今回の調査結果を踏まえ,大学に戻り提案を検討することとなります。
今回の実習では名取市役所のみなさまに大変御世話になりました。ありがとうございました!

閖上公民館でまずはレクチャーを受けました

名取川沿いの歩きました

震災復興伝承館でも貴重なお話を聞けました

名取トレイルセンターも訪問しました

名取駅前にある増田公民館です

増田地区にある防災公園です

宿泊した「輪りんの宿」から見た太平洋と朝焼けです

最終日には市役所のみなさんにプレゼンしました