農村デザイン研究は,
「農村地域における課題の発見・解決,そして新しい価値創出の学問」
農村地域では,過疎化・高齢化・コミュニティの弱体化・耕作放棄地の増加等の多くの課題があります。これらの課題に対して,
・社会(コミュニティ,地域文化,交流など)
・環境(自然環境,景観,土地利用など)
・経済(農林水産業,観光など)
・制度(法律,事業など)
等の多様な側面からの複合的なアプローチによる,地域の現状把握,課題の発見,解決方法の検討,地域でのアクションなどが必要です。
さらには,農村の埋もれている価値を再発見し,また新しい価値を創出することが求められています。
早稲田大学社会科学部の「農村デザイン研究ゼミナール」では,山形県大蔵村(四ヶ村の棚田・肘折温泉)や静岡県伊豆市茅野地区などの実際の現場での調査や活動を通じて,地域の現状把握から課題の発見や解決方法の検討,そして新しい価値の創出に関する研究を行っています。
早稲田大学社会科学研究科の「農村デザイン論研究室」では,さらに幅広くそして深く研究を進めています。